コロナ沈殿払拭企画
 
月あかり・星あかり | 新絶景タイムスケイプ | 8K Timelapse moonlight
 
5. 撮影機材(おまけ編)の紹介
 
モバイルバッテリーの性能もあがりこれに対応した関係機器のアイテムも増えてきた。
カメラの起動、レンズ懐炉・可動装置などの電源に対応し長時間も気にせずに使えるようになっているようだ
とはいえ、まだ積極的に導入することに至っていない
個々の性能(電気容量)が上がったものの、充電にかかる時間を管理することが煩雑なのだ

カメラ2台の単晩(12時間)であればモバイルバッテリー6個(カメラ本体・レンズヒータ・駆動類×2)で済むが、これが連晩になるとどうだろう? 一度使用したバッテリーの残量が残っていたとしても流石に寒さの中で再三使うのにはリスクがある。次晩の撮影にcf.モバイルバッテリー6個追加する・・・帰ってからの充電はどうなるのか! 撮影データの処理だけでもあわただしいのに、再充電のためのUSBの口数や充電完了時間が心配。。。

トータルでの作業効率を考えて、カメラのバッテリは純正品(-2℃・6時間OK)・懐炉は使い捨て・可動装置(赤道儀)は単三エネループでの運用が定着している。



単三型充電池

撮影にあたり何かと利用するのが電気関係機器 この電源のほとんどを単三型充電池にしている。
 
頻度が高いのが小型赤道儀の電源用 
メイン機( CD−1M+)は単三型6本での運用です。アルカリ電池よりも白エネループの方が容量があります。しかし白エネループ(1900mAh)よりも 容量の多い黒エネループ(2400mAh)エネループ・プロは、電圧が若干低いこともありこの小型赤道儀には対応しないようです。高橋 TG-SDもエネループ・プロでは作動しないので注意です。
 
 
CD−1M+ <恒星時速、0.5倍速、2倍速、16倍速、北&南半球:内部切替(操作難)>

その後、CD−1+TL <0.5X、1X、2X、3X、4X、6X、12X、24X対応 北&南半球:切替スイッチ追加>のコントローラを買い足し。ノーマルよりも消費電力が増えたようで(公式サイトでは変わらず)連続使用時間が半分程度になっている。10-8時間 → 5時間位


 
SLIK  ECH-630 は単三型4本で駆動
この小型赤道儀は、どの単三でも対応するので主にエネループ・プロで運用している。概ね14時間程度動きます。

 
 
2019より運用しているNikonD810A  装着の10.5mmはDX用ですがフートをカットして半円形で使用。
内部装備バッテリーだけでは800枚程度が限界であったため外付け(単三型8本)を装着
これは容量が大きい方が有利なので1本3000mAh(エネボルト→自然放電が早いので× 現在はエネループプロ)を選択。連続可能枚数が増えた。内部装着バッテリ+単三型8本→少なくとも1500コマを確認 ※外気温で左右されます。
 
 

ヘッドライト紹介ページに記載のとおり、こちらは(V社以外)単四型の3本タイプ
ライト類も電池サイズを統一することで予備電池の管理も容易い
 
 
電源関係を揃えることは、その後の充電や管理の統一化にもつながる。
2晩3晩連続して撮影となった場合でも それぞれ3組を確保しておけば融通もききやすい

モバイルバッテリーは、容量も大きくかつ安価となっているが寒冷地での信頼性に欠け(コードの硬質&切断・電圧低下) 使用後の充電時間(高容量ほど読めない)のことを考えると今の形態に落ち着いている。
  

 
レンズの夜露防止
出目金レンズでもカイロを数個入れると大丈夫です。

夜空での撮影には必須でもある夜露対策
かつて?は、灰燃焼タイプ と ベンジン燃焼タイプを良く使っていました。
学生時から2000年頃までは、灰タイプが主流でしたが 立ち消えが時としてありました。
その頃、ベンジンタイプの高性能化?(これ自体は40年前には存在)して燃料の量で使用時間を調整することもできました。寒さにもそれなりに対応していました。
 

 
 
電熱タイプ(電気エネルギー熱変換系)も40年前にはありましたが、2005年頃からUSB電源で使用できるタイプが多数出てきました。温度調整も可能なタイプもあって、一般には主流?になっているようです。
 


 
使い捨てカイロ(化学反応系)は、5年ほど前から高熱タイプも多数発売されています。最近は継続時間も長くなり、途中で揉まなくとも大丈夫になったので、当方は使い捨てカイロを使用しています。外気温からちょっと温めるだけでよいので、安価な「張らないタイプ」をスタメンに川辺や夜露が多そうな場所では2〜3個を靴下にいれてレンズに巻いています。より確実性を求めるシーンでは、高温タイプの封を切っています。
 
カイロも電源コードがあるとトラブルの元(氷点下2桁)になるので(夏期も)ほとんど使用していません。
 


 2023より下記サイトから外れました。
NHK BS8K を視聴ください。
新絶景タイムスケイプ



YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=gxFNl1_BXtg
 終盤にNHKのCMが入ります。(画面に重なり少々難)

ニコニコ動画
https://www.nicovideo.jp/watch/so36259607
 画質が一番良いです。ループ機能もあり ☆おすすめ

NHKサイト
https://www.nhk.or.jp/d-garage-mov/movie/157-16.html

 
 
月あかり・星あかり
1.各シーンの情景

2.撮影機材(カメラ・レンズ)の紹介
3.撮影機材(三脚・架台)の紹介
4.撮影機材(その他)の紹介
5.撮影機材(おまけ)の紹介
6.撮影における留意点



 

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