コロナ沈殿払拭企画
 
月あかり・星あかり | 新絶景タイムスケイプ | 8K Timelapse moonlight
 
2.撮影機材(カメラ・レンズ)の紹介
 

8K対応機として sony と Nikon の デジタル35mmフルサイズ機

sonyα7RII (2015.12 購入以降、中古を買い足したり最新機種に交換等
 → 現在(2020.5)α7RII、α7RIII×2、α7RW 計4台で運用
※8K動画対応機としてメイン機材をSONYに転換。

#S社はN社やC社と使い勝手が大きく異なりビデオ機器的な操作感で慣れるまで時間がかかった。7RIIはバッテリーの持ちが短く、2個装填の外付装置の使用でもやっと700コマ(C社6Dは2000枚OK) さらに一旦電源が切れると各種設定もリセットされることが度々あり当惑した。
その後、7RIII以降はバッテリーが変更し容量が2倍以上に改善されて撮影枚数の問題はクリアされた。
S社Eマウントの利点として、CanonやNikonのレンズがマウントアダプターですべて使える。一方sony純正AFレンズは、一旦電源を切るとMFモードでもピント位置がリセットされる(テープで止めても無駄)ので注意が必要。アフターマーケットのMFレンズでも電磁制御の玉は同様であることが判明。長時間の連続撮影には電子制御でないレンズを使うことが多い。電子制御レンズは、気温や露出時間によっては撮影可能枚数が半分以下になることがある。

D810A(2019.2購入) sonyは、赤い星雲の映りが苦手のため導入 天の川や星雲撮影時に使用




----- 今までのデジタルカメラ歴
Canon KDN.KDX. 5DII.6D.5DIII.6DII +3台改造機
 ※星景として2006年当時より動画化の可能性を感じ連続撮影を併用
Fuji S5  彩色性能が良好であったが実効感度不足により引退 
Nikon D700  初のフルサイズ 共に他機種の高感度性能が良くなったため引退  

 このほかPe社・Pa・O社 の使用歴があり特定メーカーに傾倒していません。





 
             剱沢でのテント内で持参した機材を陳列

8K(高画素)での基本事項

動画化した場合を想定して、星空の動きがスムースに流れるように考慮して撮影

・「写真」(1コマ)としての設定としていない
→各1枚での作品としていないので点像にこだわらない(動画では1秒に30コマ)

・インターバルを置かず、連写を基本
→1秒でも露出間隔があるとスムーズな動画にはならない
 もし間隔があると飛行機や人工衛星の軌跡が途切れて違和感が生じます
 
 ※たとえば、動いている被写体を流し撮りで動画にする際に
  ・1コマの撮影時に流す速度は変えない ・撮影間隔は空けない ということです。


カメラ装着バッテリで駆動 →外付けコードでの給電しない
・外付バッテリは氷点下でのトラブルの元(コード類・残量見込み)
 氷点下での操作性&確実性を優先します


レンズはマニュアルフォーカス(無電源駆動)
・連続撮影枚数を稼ぐため消費電力を少ない玉
→AFフォーカスはMFモードでも電流が流れている
 1000コマの撮影可能枚数をクリアすること

 
・星空+地上を捉えるため、より広角化に  24mm→16mm→12mm→10mm と常用レンズが移行しています。
 ※魚眼レンズは状況によって併用

・メインレンズは、MFに 
ただし FiRin20mmMF や SamyangXP10mm はMFでも電子制御レンズだったので引退
 

このほか望遠系も対象に応じて使用   20年間現役の100SDUF ×0.79(V社) → 316mm
  ブレの軽減化のため直付けで小型赤道儀を駆動 (↑作例↓)
山際を攻める干潟星雲(M8) 薄明開始頃
 

 

2023より下記サイトから外れました。
NHK BS8K を視聴ください。
新絶景タイムスケイプ



YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=gxFNl1_BXtg
 終盤にNHKのCMが入ります。(画面に重なり少々難)

ニコニコ動画
https://www.nicovideo.jp/watch/so36259607
 画質が一番良いです。ループ機能もあり ☆おすすめ

NHKサイト
https://www.nhk.or.jp/d-garage-mov/movie/157-16.html

月あかり・星あかり

1.各シーンの情景
2.撮影機材(カメラ・レンズ)の紹介
3.撮影機材(三脚・架台)の紹介
4.撮影機材(その他)の紹介
5.撮影機材(おまけ)の紹介
6.撮影における留意点





 

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