コロナ沈殿払拭企画 |
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月あかり・星あかり | 新絶景タイムスケイプ
| 8K Timelapse moonlight |
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1.各シーンの情景 2019の8K放映ではメイキングを含めて10分番組でした。 web版はメイキング部分をカットして約5分の動画に再編成されています。 |
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経過時間 各シーン 0:00 1. 富山県上市町 0:18 2. 長野県上田市 0:31 3. 富山県南砺市 1:00 4. 新潟県糸魚川市 1:44 5. 鳴門海峡(兵庫県側) 2:14 6. 富山県唐松岳 2:33 7. 山梨県(鳴沢村) 2:39 8. 福島県北塩原村 3:13 9. 長野県伊那市 3:29 10. 岐阜県高山市 3:48 11. 新潟県糸魚川市 4:00 12. 富士山麓 4:21 13. 富山県立山町 計4分33秒の星景動画になります。 月が昇るシーン→月が沈むシーン→星空が広がるシーンの順に概ね構成 されています。各撮影地で複数台で撮影した動画ソースの中から1〜3種 を選別してまとめられました。 |
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1.富山県上市町 2018.3撮影 14mm 7RII ISO5000 10秒 f2.8 剱岳を源流とする早月川の中流域からの撮影です。剱岳の稜線から昇る下弦 すぎの月が早月川を照らしだすシーンとなります。月齢24とさほど明るくないため 天の川も写っています。月の出時刻の前から撮影を始め、明け方であたりが明る くなるまでの3時間連続撮影しました。 北陸では、冬期に積雪があるため車で行ける場所が限られています。 除雪作業の妨げのない場所に車をとめて、河原までスノーシュで歩き撮影ポイント にいきました。この年は例年よりも積雪が少なく雪景色が弱いですが、逆に川の 流れや川霧がみられて月明りに反射する情景を捉えることができました。 気温は-3度になりました。 |
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2.長野県上田市 2019.1撮影 10mm 7RII ISO5000 10秒 f8 月明りでの雪景色シーンを求めて標高2000mの高原での撮影です。 冬型が強く気温はマイナス17度まで冷え込み、撮影当初は地吹雪もあって3台 の機材のなかで唯一まともに写せたシーンです。霧氷に白くなったカラマツを中 央に月が樹に重なる様子となっています。10mmの超広角レンズで雪面に映る 月影の樹も捉えました。右方向にパンしています。 翌朝にメイキング撮影を行った場所になります。 |
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3.富山県南砺市(五箇山合掌集落) 2018.3撮影 14mm 7RII ISO4000 6秒 f4.5 まだ残雪が残る五箇山合掌造の背後から月が昇ってくるシーンです。 月の影が手前の雪面に投影されるのを想定しています。画面の中央左側 より月が見え始め右上方に昇っていくことを前提にカメラの向きを月が昇る のにあわせて上方向に動かしています。月齢が16と明るいので星空は期待 できない分、ちょうど薄雲が通過した際にみられる月の暈が確認できます。 |
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4.新潟県糸魚川市 2018.10撮影 2台 12mm 7RIII ISO40000 6秒 f2.8 20mm 7RII ISO4000 5秒 f2.2 標高1000mに位置する池の周辺の紅葉シーンです。月齢17の月明かりが射 し込みブナやミズナラなどの紅葉が浮かび上がります。湖面に映る紅葉を超 広角レンズで写しています。 月の光が左側から右側に抜けるのを想定した構図としています。 このエリアは北アルプス北部に位置し日本海に近いことから雲が発生すること が多いのですが、晴れると空の暗さは良好です。居住地から2時間程と近いので 写すシーンにあわせて出かけています。 |
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5.鳴門海峡(兵庫県側) 2018.11撮影 2台 20mm 7RII ISO2000 5秒 f2.8 135mm 7RII ISO6400 5秒 f2.2 月影が鳴門大橋に重なる場所として撮影地をセレクトしました。 休前日の20時頃に居住地をでて約6時間かけて現地入り。心配していた冬型 のお天気も明石海峡を渡る頃には回復し適度な雲が流れてタイムラプスには ちょうど良かったようです。写し始めの月の高度にあわせた広角レンズを選定。 もう一台は望遠系でクルマが行きかう橋と雲で流れる月影を追っています。 どちらも月が動く方向にあわせて右方向に動かしています。鳴門海峡に向かう 船の動きも面白いです。 |
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6.富山県唐松岳 2017.10撮影 14mm 7RIII ISO4000 5秒 f3.2 唐松岳の幕営地から剱岳の彼方に月が沈むシーンを追ったシーンです。 テントの中からも剱岳が望める好適地です。月齢9とやや明るいため星空は 少ないです。遠くに富山の街明かりも見えています。 |
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7.山梨県(鳴沢村) 2018.10撮影 700mm 7RIII ISO100 1/30秒 f8 満月が西の地平線に向けて沈んでいくシーン。夜明けの空のなか月も 空の色も変わっていきます。月の動きに合わせて動かしています。 |
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8.福島県北塩原村 2018.10撮影 12mm 7RIII ISO4000 5秒 f2.8 月明かりで湖面全体が照らされている情景から月が沈んでいくにつれて次第 に冬の星座が浮かび上がってくる様子を捉えています。湖面に映る冬の星座 と遠くに見える磐梯山が時折雲間から見えてとてもダイナミックな世界です。 感度を月の位置に応じて変えています。 |
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9.長野県伊那市 2016.1撮影 20mm 7RII ISO5000 10秒 f2.2 カラマツの森の中から星空を見たシーンです。カラマツは落葉する針葉樹 で葉の落ちた季節には森の中からでも星の動きを追うことができます。 多少なりとも雲があったほうがより現地での臨場感が感じられます。 |
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10.岐阜県高山市 2016.12撮影 12mm 7RII ISO6400 13秒 f2.8 すっかり木々の葉っぱも落ちて寒くなった飛騨の山あいの場所から見上げた 星空です。対角魚眼レンズで左方向にカメラの向きを回転しています。 |
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11.新潟県糸魚川市 2018.8撮影 2台 12mm 7RIII ISO8000 13秒 f2.8 55mm 7RII ISO8000 13秒 f2.2 4.と同じ場所から天の川をメインに撮影しています。もう1台は水面に映る天の川 を写しています。この年の夏もお天気が不安定で雲の動きが激しく実際に天の川 が見られたのは1時間足らずでした。 |
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12.富士山麓 2018.8撮影 85mm 7RII ISO8000 3.2秒 f2.8 天の川銀河のなかでも星雲が多く彩りが豊富な星空が富士山に掛かる 場所で望みました。富士山に登る登山者の灯りも見えつつ、途中雲も かかって変化に富んだシーンになりました。 |
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13.富山県立山町 2018.8撮影 12mm 7RII ISO5000 13秒 f2.8 夏山らしい情景として いて座からわし座にかけての天の川と残雪が 残る山の稜線を合致させました。終盤には下弦の月明かりが差し込ん で山の稜線が見えてきます。 |
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2023より下記サイトから外れました。 NHK BS8K を視聴ください。 新絶景タイムスケイプ YouTube https://www.youtube.com/watch?v=gxFNl1_BXtg 終盤にNHKのCMが入ります。(画面に重なり少々難) ニコニコ動画 https://www.nicovideo.jp/watch/so36259607 画質が一番良いです。ループ機能もあり ☆おすすめ NHKサイト https://www.nhk.or.jp/d-garage-mov/movie/157-16.html |
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1.各シーンの情景 2.撮影機材(カメラ・レンズ)の紹介 3.撮影機材(三脚・架台)の紹介 4.撮影機材(その他)の紹介 5.撮影機材(おまけ)の紹介 6.撮影における留意点 |
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