コロナ沈殿払拭企画 |
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月あかり・星あかり | 新絶景タイムスケイプ
| 8K Timelapse moonlight |
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3.撮影機材(三脚・架台)の紹介 |
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1シーン3時間〜一晩中 連続して撮影することが多いため、必然的に重量のあるタイプを使用 ※元々 中判カメラで使用していたものを常時クルマに3本以上放置している。 カメラは、通常2〜3台運用:左側の大型三脚(Gitzo5型:5kg以上)をメインで 山岳域などでは、カーボン脚(右側3本)を使用。←カーボン脚はストーンバックに重量物を置き安定化 8K動画撮影において三脚は、より重く&より重心を低くする 脚は極力伸ばさない。大型でも全部伸ばせばブレやすくなるのは至極当然 軽量三脚(カーボン等)ほど伸ばせば、重心がより上がり不安定。 特に望遠系では伸ばさず、水平だしに2本の微調整のみ ※状況により(塀越しなど高さが必要な場所)3m伸ばしたり対風対応のためのアンバランス化もあり 軽量三脚(カーボン等)で2段以上伸ばすと微風でも即反応する(ブレる) 錘で自重を増やしたとしても屈曲部(脚の元)がひ弱なため、たわみは救えない。 高画素機のデジカメを使うほど、三脚の重要度はあがる |
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自由雲台のうちカメラ取付ネジがフリーのタイプを愛用 クイックシュでの脱着タイプが大勢となっているが、諸問題があり導入していない →使用する機材(レンズ&赤道儀)が多岐にわたるため対応できない →重心が上がる・少しでも軽量化することに反し デメリットのほうが多い 梅本製 + kenko やking の梅本OEM 写真;上段左側 velbon製 サイズが多種 水平回転の独立タイプもあり 写真;上段右側 SLIK製 写真;下段右側2個 ロックをフリーにする際に必要以上の力が要←×補欠 このほか3ウエェイ Gitzo製 望遠系で使用 ←重心が低い |
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タイムラプス事始め初期(2008)から赤道儀の赤道軸を水平にして地上部を回していました。 ・学生時より持っていたマークXで始めるも 回転速度の選択肢がないこと バランスが悪いことで各種小型赤道儀を物色 ×1(恒星時)のほか ×0.5、0.3、0.7、2、4倍などに対応したモデルが2010頃から発売された。 現在、長時間(一晩中)稼働可能 ・×0.3の超微速度 ・上下2軸組合せ ・望遠系(高耐荷重量)など 対象シーンに応じて使い分けています。 MARK-X(五藤光学) 写真;上段左 下段;右端 →9Vで電池食い 速度選択なく 引退 CD-1(アイベル) 写真;下段右端 シンプル&低重心で重量級でも安心。最新モデルのコントローラも併用しているが速度の選択肢が増えた分?消費電力が大(恒星時でも2倍以上?)のため旧コントローラを主に使用。 現在 メイン機 TG-SD (高橋) 写真:上段右2つ目 ×0.3,0.5,0.7 もあり 重心を下げるため1機を逆向きに運用(1/4インチタップ切) 軽量により山岳で使用 ECH-630(スリック) 写真;上段右端 電池内蔵でコンパクト 高速モードの選択多し ガタが多少あり 現在準メイン機 ナノ・トラッカー(白と黒)SIGHTRON 写真;上下段中央 クラス最軽量 山岳域で時々使用 ただしガタ大きいので割り切り要 トースト (初期タイプ) 赤い塗装 恒星時での放置で使用 速度選択肢なし(準備操作が面倒) Genie Mini II 写真:中段右 スマホで操作 回転角度と時間で設定 内蔵バッテリーのみ 初期設定に時間を要し使用頻度低 V社製の当初型(ポラリ〇)は、連続2時間まで・回転速度の選択肢がない・水平回転を想定していない形状(その後いくつか改良)のため購入対象にならず。2020の改良タイプも重心が高くなる形状のため、当方の使用スタイルに合致しませんでした。 スマホ連動での制御となればGenieの方が安価でシンプルといえそうです。 |
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星空と地上風景をより繋ぎとめるため カメラを上下水平方向などに回転させる動きを対象によって取り入れている。 2000年くらいから流行ったドリー(スライダー)も自作(幅を取ってブレを少なく)して使用しましたが、いざ動画化すると地上部が動いていることに目線が向いてしまうため、星空を見せるには適さないと使用しなくなりました。←地上が主体であれば〇 代わりにパーン棒回転を多用しています。水平or垂直どちらでも対応できます。ミラーレス+軽量レンズで可能になったこのスタイルは設定にさほど手間を要さないことも利点です。 →ここにトータルの重心の低さや絶対重量の軽量化がブレなどのトラブル軽減にも関係します。 |
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眼の前の星空をいかに再現&表現できるかと、デジタル機での動画化を十数年試行錯誤しています。 中判カメラによる長時間露光をそのままデジカメ連続撮影に置き換えたイメージともいえるでしょうか。 8K動画(高画素)での連続撮影は、中判クラスでの撮影に通じることが多く星空を表現する手段が増えたと位置づけられます。タイムラプスなどと称されるジャンルも後から(最近!)知って、その主流の(とされている?)手法と異なっている点も多いかもしれません。 現場で100%達成できなかったことに対して後処理で何とかしようとは考えていません。 あらかじめイメージした星空の時間経過を踏まえ、毎回ドキドキしながら勝負の1枚目のスタートをしています。 動画化したときにのスムーズさのためには、インターバル(露出間隔)は無いに超したことはありません。インターバルを前提とした撮影は高画素での動画には向いていません。もっとも望遠系で月など対象とする場合は(1枚1/30前後の露出なので)やむなく1秒程度の間隔の撮影としているケースはあります。 |
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2023より下記サイトから外れました。 NHK BS8K を視聴ください。 新絶景タイムスケイプ YouTube https://www.youtube.com/watch?v=gxFNl1_BXtg 終盤にNHKのCMが入ります。(画面に重なり少々難) ニコニコ動画 https://www.nicovideo.jp/watch/so36259607 画質が一番良いです。ループ機能もあり ☆おすすめ NHKサイト https://www.nhk.or.jp/d-garage-mov/movie/157-16.html |
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月あかり・星あかり 1.各シーンの情景 2.撮影機材(カメラ・レンズ)の紹介 3.撮影機材(三脚・架台)の紹介 4.撮影機材(その他)の紹介 5.撮影機材(おまけ)の紹介 6.撮影における留意点 |
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Copyright (C) 2020 nakagawa tatsuo (中川達夫) |
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